あちこちオードリーにクリーピーナッツが約1年ぶりに再登場!「業界人は酔狂」前回の野良犬感から一転して…

Creepy Nuts ラジオ番組

毎週水曜深夜にテレビ東京で放映されている「あちこちオードリー」では、テレビ業界としては異例の事前アンケート内の番組です。前回の放送以後、メディア露出の増え、2020年爆売れアーティストとして返り咲きます。前回の時には、DJ松永が「TV業界の人は頭おかしい!」という発言に対してオードリー若林が「こういう人がテレビに呼ばれるのよ。」と売れる前から予言していました。あれから一年、本当にテレビに呼ばれまくり、全国ネットのカウントダウン番組ではMCのEXITを差し置いてカウントダウンするほどになりました。収録があったと思われる週のオールナイトニッポンゼロで水曜担当のテレビ東京プロデューサーである佐久間さんも、オールナイトニッポンで土曜担当のオードリーも、ラジオの冒頭でその収録が楽しかったことを話されていました。



Creepy Nutsが出演する「あちこちオードリー」とは

2組のゲストとオードリーだけ、という少人数によるトークバラエティで、事前のアンケートがなくつい自然体になってしまうオードリー若林の上手な引き出しにより、つい本音を話してしまう、という番組です。

オードリーは、大人数の収録では実力を発揮できないと自負されており、これくらいの規模の番組の方がやりやすい、と公言されています。あまりに話しやすく、盛り上がってしまうので、不用意な発言でしばしばネットニュースになることもあったことから、収録スタジオの中に(設定は居酒屋で、オードリー春日がその店の大将)小料理のメニュー板の並びに

・不用意な発言禁止

・ライターがめっちゃ見てる

・ラジオじゃない

と掲げられています。

2組のゲストが2週に渡って出演するので、毎回前半後半というように分けて放映されます。

先日吉本を退社されたキングコング西野さんも、他の人とちょっと違うのなんて当たり前だ、という状況を「NISHINOだから!」と強い口調で話されていたのも、話題になりました。ちょっと時代に先を行く、フジテレビのゴールデンでは絶対にできないであろう番組です。プロデューサーの佐久間さんが出てもらいたい人に出てもらっている、という感じがとても出ている時代のアンテナの高い人は絶対見逃せない番組になっていると思います。そんな番組でクリーピーナッツが、どんなことを語るのか、楽しみですね。





オードリー若林曰く、Creepy Nutsは今一番売れているアーティスト

若林さん曰く今1番売れているアーティストだそうです。1年前はテレビ今日も業界の不満を語っており、そのあまりに素直に毒づくDJ松永をみて「これだとテレビにますます呼ばれるよ」と予言させてましたが、ドンピシャで予言は的中して大ブレイクとなりました。

前回の出演以降、テレビ朝日でイグジットとの冠番組もスタートしました。ただ、出演本数が多いだけではなく、「出ている番組がいい!」というのも若林さんは気にしていました。ちなみに、出たくない番組の具体例として上がったのが「YouTubeの衝撃映像を3時間見て、コメント2回」という番組だそうです。たしかに、クリーピーナッツのお二人はこういうもったいない形での出演はされてないですね。

年末年始もテレビに引っ張りだこだったクリーピーナッツ。喋りがエゲツないR-指定

2020年末や、2021年の正月は様々な局で活躍されていました。さんタク、イグナッツ!!、CDTVライブ!ライブ!、二宮ん家。人志松本のすべらない話、ももクロ紅白歌合戦など多数出演。音楽番組だけでなく、トーク番組でも引っ張りだこなところがすごいですね。

中でも、若林さんとしては「すべらない話はすごい!」と。喋りが上手いのは、毎週「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」を聞いているリスナーなら、Rー指定の喋りがえげつない事は皆わかっていることだとは思います。(エゲツない、という表現は若林さんがされていました。)DJ松永曰く、まるで落語家さんのようだと言うふうに褒めたところ、R-指定はとても嫌がっていました。これは照れ隠しとかでなく、本当に嫌そうでした。目指しているところは、そこじゃないんだろうということは想像が容易いですね。ライブに足を運んだことのあるオードリーの若林さんも、「ライブの曲と曲の間にする前口上が立川談春さんと全く一緒」というふうに表現されていました。会場全体のお客さんの心を鷲掴みにするライブ中のR-指定は、まるで座布団が見えたようだったと言うほどだったそうです。

人志松本のすべらない話に出演経験者クリーピーナッツ R-指定、オードリー

若林さんが人生の中で1番緊張した番組は人志松本のすべらない話だったそうです。あまりに自分の心臓の音がうるさすぎて静かにしろと思ったほどだったようです。

春日さんは2015年「授業参観の話」でMVS(その回で一番面白かった人がもらえる賞、トロフィー有)を取ったことがある、という話になりました。松本人志さんや小薮千豊さん、宮川大輔さんらが全員、あまりに春日をベタ褒めしていたので、松本さんに褒められたくて出ていた若林さんは芸人を辞めようかと思ったというほどだったそうです。

さんタクで明石家さんま・木村拓哉とCreepy Nuts が出演した話

元旦から聖徳太子ラップを2本決めたあとに、木村拓哉さんとSMAPの代表曲「がんばりましょう」で共演。歌の間にR-指定がラップをしたり、イントロでDJ松永が世界一のスクラッチをしたことを話しました。



約1年前のDJ松永の発言とその後・・・

DJ松永がしたテレビ業界への激ヤバ発言

テレビ業界への激ヤバ発言を紹介します。

・テレビって編集に立ち会わせてくれない

・番組上都合の良いように編集する

・ドッキリはその最たる例

・人の人生どう思っているのか

・人の人生にケツ持てないくせに何オファー出してくれてんだよ

これに対して若林さんは「お前テレビ向いてるよ!」と突っ込んでいました。

・うまくいかなかったら、どうせカットするって目をしてる

・喋り上手い人が正義、という空気出してくる。そういう業界だと思うとスゴイ

・この仕事は酔狂。作ってるやつは酔狂ですよ。

この発言に対して「こんな喋ってたら、テレビ増えちゃうよ。」と止めに入る若林さん、というのが1年前でした。春日さんも「止まれ、止まれ」と、怒涛のスピードで捲し立てるDJ松永は、最近のテレビでは見せることのない姿でした。(ラジオでは、現在も止まることを知らないスピード感のあるお喋りをされています。

前回の収録以降のDJ松永の心境の変化

テレビ番組の事前アンケートで「最近のテレビの不満を教えてください」というものがあっても、特定されて傷つくスタッフさんがいると思うと言えないと、優しい一面を見せるDJ松永の様子を嬉しそうに見つめる若林さんのうがった姿勢がたまりませんでした。

現在は、なにより「(テレビの出演が)減ったら嫌だな」というのが1番強い思いなようでした。前回あった「野良犬感」がなくなり、リードでがっちりコントロールされている「飼い犬感」が強くなっている、とオードリーに指摘されていました。不満がないことはない。だがしかし、言えない、この状況に思うところはあるようでした。テレビという大きなメディアで、クリーピーナッツ の歴史やそれぞれの信念などが発信されることが増える中で、正しくないことが発信されたり、真意じゃない伝わり方がすることも増えてきたことを感じているようです。以前なら、それが許し難いと思っていたようですが、現在は「誤解されてもいいかな、と思い始めてきた」ということでした。



2021年2月9日若林さんの予言「今後、DJ松永は・・・」

今回の若林の予言「次はファンから、前の松永さんの方がよかった、と言われるようになるよ」これはもう、若林さんの経験則なのかと思うと、切なくなりました。しかし、間髪入れずに松永さんは、「同じ状態でいたらヤバいっしょ」「前の俺、正しくないから」と、予言が当たっても痛くも痒くもない、という顔をされているのが、むしろカッコ良かったです。

テレビ業界に対するR-指定の不満とは・・・

業界の不満や思いを喋り続けるDJ松永の隣に座るR-指定は、落ち着いた声のトーンで話していました。松永と同じ思いの時はあるものの、松永がすごい熱量とスピードで語る側で同じトーンで自分も話すのはやばいという想いから見守るスタンスを取る時があると。冷静な大人ですね。ラジオとはまた違った顔を見せていました。ラジオなら、2人で盛り上がることもありますが、テレビ、という媒体をちゃんと意識されているあたりが、テレビ慣れしてきている証なのではないかと思いました。

「業界人は酔狂」発言から1年

「業界人は酔狂」というコメントから一年、今では「皆さん、正気で作られてますからね。」と話すDJ松永。この変化、これは成長なのか、飼い慣らされただけなのか・・・。もう「持たざる者」ではないクリーピーナッツは、本当の意味で自由ではないのかもしれません。「持ってるのに持たざる者のフリをする奴が1番許せない」と怖い顔で話すのは若林。クリーピーナッツは「持ってる者である」ということを強く確認していました。

クリーピーナッツはテレビ出演が増えて、本業の音楽活動への影響は無いのか?

テレビ出演が増えて、曲作りに支障は出ていないのか?という話になりました。アルバムを出すごとにCreepy Nutsをどんどん更新していっているつもりであると語るR指定。ところが新しいものを作っても陰キャラがラップしていると言うことを言われてしまうのが残念だと語っていました。

その横で、陰キャラと言う言葉に反応してしまったDJ松永。今の若い子今の若い人たちは陰キャラと言う言葉なんてもう使わない。おじさんたちが作っているのがモロバレであると言うことを主張していました。

さらにその横で嬉しそうに反応していたのが、若林さん。「おじさんが作ってるのモロバレ」というキーワードに、共感できるのかこみ上げる笑いを我慢できない様子でした。

「オードリー若林は人見知りである」という昔の印象が消えない

「活躍と世間の印象のタイムラグがすごい」という話を若林さんが人見知りと言われ続けることを例に出した話されていました。人見知り芸人、じゃない方芸人として有名になった若林さんとしては、その印象が過去にあったことは否定しないけど、現在のスケジュールをこなしていたら人見知りはすでに治っているというお話でした。

もしかしたら、DJ松永さんも「世界一のDJなのに童貞」という印象をずっと引きずることになるかもしれないと、勝手に心配してしまいました。



「ラッパーは治外法権時代」終了のお知らせ

そういう倫理観の関係ないところで生きていると思っていた。

ラッパーだからと言って許されることも、許されない2人になりました。変な遊び方をしたら謝罪会見をするようになります。今までラッパーは、それでオッケーな人種だと思っていたけれど、もう駄目だと言うことに気が付いたようです。それに対して若林さんは、「テレビの電波って国の電波なのよ。それに乗っちゃったら謝罪会見よ。」とぼやかして言ったのに、DJ松永が「ジブラさんの件を見て、ちゃんとしないといけないと気づいた。」とZeebraさんの名前を挙げて話されていました。これは、Creepy Nutsの2人と若林と3人にとって衝撃的なことだったようでした。報道された内容自体は、今までジブラ本人の曲の中で歌われてきた事だったので特に何も思わなかったけど、あのジブラさんが「謝るんだ!」と謝罪したと言うことが衝撃だったようです。

CreepyNutsが出演したあちこちオードリーを見逃した方が、動画で見たい場合は・・

民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で公式で見ることができます。過去2回分の放送を見ることができるという、超親切なサービスです。(番組によって見られる期間は違います)




まとめ

2週連続で放送される前半回としては、1年前にテレビ業界に対して不満を素直に毒づいていたDJ松永がこの1年で変化した様子と変わらない姿の両面を見せていました。次回は、後編です。昨年末の武道館ライブでの事件の話や、最近の不満などのエピソードトークがあるようです。来週も楽しみですね!

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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