最近ネットで話題になっている「lausbab」(ラウスバブ)ですが、ついに「SoundCloud」(サウンドクラウド)というサービスで1位を取得しました!おめでとうございます。他にも、同サイトで公開している“The Catcher in the Die”と“Get Stir Crazy”も、それぞれ11位と15位にランクインしています。全ての世に出している作品が全て高評価をされているラウスバブですが、正体は何と・・・。何のコネもない、どこのタイアップがなくても世に出て多くの人に知ってもらえる時代が本格到来していますね。第2とYOASOBIとなるのか!?と期待が膨らみます。その正体や、曲、グッズ販売など、どんな活動をしているのか、ご紹介します。
lausbab(ラウスバブ)のメンバー、読み方、意味・由来とは??
まず、読み方は「ラウスバブ」です。「ラスバブ」と誤読されてる方がたまーに散見されましたので、ご注意を。北海道の現役女子高生による2人組です。5弦ベースを奏でるメインボーカル:高橋芽衣(たかはしめい)さんと、アナログシンセやギター、DJ、サンプラー、コーラスなど、トラックの全般を担当する岩井莉子(いわいりこ)さんに2人組です。2021年1月現在で高校2年生です。
lausbabの意味ですが、「生意気な若造」「腕白」「やんちゃ」というような意味なようです。私は初めて見たときに、北海道在住ということなので羅臼昆布で有名な羅臼(らうす)という地名が由来かと思いましたが、それは勘繰りすぎだったようです。
“Get Stir Crazy”の作曲は、高橋芽衣さんが担当。“The Catcher in the Die”と“Telefon”の作曲と、全ての楽曲の作詞を岩井莉子さんが担当しています。
公開されている映像では、CHAIのような見た目の派手さは全くなく、ハイソックスに膝が隠れるくらいの長さのスカート。きれいな黒髪で、極々普通の、いや少し地味目な高校生という印象でした。
正真正銘の高校生で、在籍校も公表しています。というのも、北海道には高校生の軽音楽の大会がありまして、そちらに出場されていますので、間違いありません。
以下、大会の公式HPより
LAUSBUB
市立札幌新川高等学校 軽音楽部
こんにちは。ニューウェーブ・テクノバンドのLAUSBUB(ラウスバブ)です。私たちはコロナ禍においても、それぞれの家で遠隔レコーディングを行うなど、精力的に活動してきました。現在は宅録音源のリリースを中心に活動しており、アナログシンセサイザーやサンプリングを多用したオリジナル曲を作成しています。バンドが現体制になってから初めての演奏です。応援よろしくお願いします。
「バンドが現体制になってから初めて」というあたりが高校生バンドマンあるあるの、メンバー固定が難しい年頃感を感じさせられます。(勝手な想像)
コロナ 渦での、リモートで楽曲の作成を続ける熱い思いと、それを可能にしてしまう現代技術のどちらもすごいですよね。
北海道の音楽に対する思いが、熱い!
北海道、熱いです。いや、気温の話ではなく。この「全道高等学校軽音楽 新人大会」なんですが、後援が「札幌市」と自治体が応援してくれているんです。これはすごい!
わたしが高校生の時にも「ホットウェーブ」という高校生の軽音楽大会のようなものがありましたが、協賛はコカコーラなどで企業がお金出してる感じがプンプンしていました。それとは、全然違います!北海道は、多くの有名なミュージシャンを輩出してますが、こうした地域の後押しがあるなんて、すてきな文化だなぁ、としみじみ感じました。
ラウスバブが所属している市立札幌新川高等学校 軽音楽部 が熱い!
全道の大会に、同じ高校から3組もオリジナルのバンドが出ているなんて、どんな学校なのか、どんな軽音楽部なのか、気になりますね。顧問の先生がすごいのか、カリスマ的な生徒がいて影響されているのか。
そんなエピソードも、メディアに本人達が出てくることで聞けるようになる日が来るかも知れませんね。
連れと聞いていて「95.96年あたりのサウンドだね」「ソフトバレーみたい」「ここは、チャクラっぽい」という話になりました最近だとCHAIとかも、モロですよね。とても令和3年に高校生が演奏しているとは思えない、懐かしのサウンドが、幅広い年齢層にヒットするのではないかと思われます。
サカナクション山口一郎がラジオ「スクールオブロック」で語ったこと1月29日(金)放送分【追記】
多くの大人が目をつけている中、表舞台に引っ張り出したのは僕だ、最初に唾つけたからね、ということをラジオで語ったのはサカナクションのボーカル山口一郎でした。同じく北海道出身ということ、そしてサウンドのクオリティの高さから、注目していたようでした。
多くの大人が注目しているから、よく考えた方がよい、という人生の先輩としてのアドバイスもされていました。なぜ、サウンドクラウドに音源をあげたのか、ということを掘り下げ、ラウスバブ のメンバーは海外での展開を希望していることを聞き出していました。山口さん、グッジョブでした!海外のフェスに出たいという、女子高生の夢をラジオで語らせることに大成功◎この功績は大きいですね。BABYMETAL(ベビーメタル)のように海外のフェスで盛り上がり、海外で人気が出て日本でも話題になる、という流れになる可能性も??楽しみです。
ラウスバブ のメンバーは2人とも、あまりお勉強は得意な方ではなさそうなニュアンスの話になっていましたが、英語だけでもしっかりと習得して、志望している大学に進学しつつ、活動も続けていってほしいと思います。大学が決まるまでは、しばらく活動は細々としたものになるのかと思うと、ファンとしては残念ですが、彼女たちの人生をしっかりと歩んで行って欲しいという親心すら芽生えてしまっています。
ラウスバブが音源を作っているのはMacのアプリ
今まで出した音源の制作にはApple社のアプリ「GarageBand(ガレージバンド)」だということが、語られていました。
ギターや五弦ベース、シンセサイザーなどをつないで取り込んで作っているとはいえ、あのアプリで作ったとは思えぬ、完成度の高さ!無料のアプリでここまで作ったメンバーの2人の力量が、すごい!さらに言うと、頑張ればあんなに完成度の高い曲を作ることのできるアプリを無償で提供しているAppleさんもすごい!
LAUSBABのグッズもいますぐゲット!!
高校の軽音楽部の活動の域を遥かに超えて、すでにラウスバブグッズはリリースされています。しかも、かなりの種類の多さに、たまげました。普通のインディーズバンドでもここまで作らないでしょ、というものばかり。それでは、そちらも紹介していきます。
シリーズだけでも6種類。そこからさらにTシャツ、パーカー、グラス、レコードバッグ、ステッカー、アノラック、コーチジャケット、吸着ポスター、ビックシルエットスウェット、スウェット、ビックショルダーバック、ジェットキャップ、グラス、マグカップ、ウエストポーチ、サコッシュ、バケットハット、缶バッチ、スマホケースなどが展開されています。バンド経験のある人ならば、このグッズが充実しすぎていることがお分かりでしょう。いや、かなり売れているミュージシャンでも、ここまでの展開はないですよね。
・LAUSBUB LOGO
こちらは、いわゆるベタなバンドロゴの入っているものですね。
・NEWWAVE POSTPUNK INDUSTRIAL TECHNO
自分たちの音楽をそのままロゴとして使用しているシリーズ。
・Sleeping Girl(スリーピングガール)
寝ている女の子のイラストが描かれているシリーズ。
・カクカクシカジカ
四角が重なり合っている、渋いカラーリングのシリーズ。
・UMA3
初め字だけを読んだら、何のことだろうと思いましたが、馬が3頭、輪になっているイラストでした。
・GAIKIYOKU
こちらも、漢字に変換すると、わかりました。外気浴ですね。市民プールのプールサイドにありそうな椅子のイラストです。
以上の物販の充実っぷり、とシリーズの展開からして、アートワーク担当もいるのか?それともメンバーの2人は、ここまで多才なのか!?とワクワクしますが、まだそこについての詳細はわかっていません。
まとめ
北海道の女子高生ユニットから、目が離せません。メディアに出るのが、高校を卒業してからなのか、現役のうちになるのかは不明ですが、すでに多くの芸能人もフォローしていることから、そんなに先の未来ではないのかも知れませんね。どこかのレーベルから出す必要がなくなったこのシン時代に、ぴったりなアイコンに1つになり得ますね。今後の展開も楽しみです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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